解 体 工 房 光関連

 →Home へ →電子部品    →電気関連   →パソコン関連     →機械     →光関連     →光学機器
                   →ブラウン管       →その他 





レーザープリンタの 光源

 いろいろ集めていたがらくたを処分しなければならないので,いくつか分解処理しています。そのうちの一台が,かなり古いA4レーザープリンタです。以前にも何台か解体していますが,古いものは兎に角ねじが多いのです。

 左端にあるのがレーザーユニットです。上にあるものは,回転ミラーです。これでレーザービームをスキャンし,真ん中とその下にある レンズで最下段のミラーまで誘導しているようです。

 

 レーザー出力はどのくらいなのか… また,普通の赤色レーザーなのか,気になるところです。近いうちに確認します。




 

 


 レーザーユニットです。手前にレンズがあります。集光しているのか…・

 

 

 

 

 

 

 

 

 回転ミラーですが,ポリゴンミラーというそうです。これは7面のタイプですが,メーカーや機種によって数は違うようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 20170210

 

 

laser-1.jpg

 

ヘリウムーネオン ガスレーザー

 転勤して新しい職場でもどんな実験器具があるか,しっかり調査をするとともにきちんと使えるかどうかのチェックも重要になります。すぐに目に付いたのがこのレーザーですが,発振してくれませんでした。これ一台しかないので,何とかしようとチェックしていると何とか発振してくれたものの,すぐだめになりました。

 そうなると,解体工房入りとならざるを得ません。うれしいやら悲しいやら・・・

 

 

 

 

 

                                                                             '09 

 

laser-2.jpg

 

 

 よく考えると,この手の機械を開腹するのは初めてでした。あけて驚いたのは,共振器が裏蓋に取り付けられていることでした。電源部のパーツを見るとそうせざるを得ないのも理解できます。

 発振が止まったのは,励起用ランプの電極の部分のガラスが破損していたためでした。こうなると修復のしようがありません。また,後ほど時間を作って更なる解体にチャレンジしてみたいものです。

 

 高圧電源はコンデンサーがたくさん並んでいるのでわかるように「コッククロフト・ウォルトン」型の高圧発生装置です。

 

 

laser-3.jpg

 

 

 ビームの反射端です。意外と貧弱な感じがしますね。