簡単実験例を紹介します。

                                              

                     生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく

                     それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

 

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 運 動 の 法 則 

  第一法則 ・・・ 慣性の法則

 kanna.JPG

 

    他に,テーブルクロス引き

   手のひらに「金床」を乗せ,金床をかなづちで強くたたく

   などなど沢山あります。できるだけ,インパクトの強い

    もので・・・      

  

 運動の法則は生徒実験をぜひともしなければいけないとは思うのですが,実施している学校は皆無に近いと思われます。特に,第二法則はどこの学校(一年に一回しか実験をしない学校)でも実施していたのですが,近年は記録タイマーの使い方が分からない教員もいるようです。

 でも「黒板実験」にしてやれれば,少しはその気分を味わえるのではないでしょうか。

 慣性の法則は,まず「慣性」を見せることから。最近,カンナを知らない生徒も増えているようです。できれば現物を用意しましょう。大工さんが カンナを扱っているシーンを見ることがほとんど無いですよね。 

 刃を出し入れする際,どこをたたけばよいのでしょうか。

       刃を出すときは,AまたはB

       刃をへこますときは C


第二法則と運動方程式

DSC09469.jpg

 

 さすがに黒板実験で,これを定量的に実験することはあきらめます。加速度センサーの小型のものが出回っているようですが,ちょっと敷居が高いですね。

ということで,雰囲気だけ。(しかし,近年図だけではイメージできない生徒が増えているようですから・・・)

この装置は,「まさつ角の測定」で使用するものです。板の長さが50センチほどしかないため,もう少し長いものに作り変える計画です。板の橋に滑車を取り付けただけです。「物体」は木片です。

こんなものでも,加速度運動していることに結構喜んでくれました。

※ 本来はまさつ角を測定するために取り付けた分度器が板の水平を決めるのに    大変役立ってくれました。

 

アトウッドの実験

DSC09470.jpg

 

 

  右の器具は,黒板に滑車を貼り付けるだけのものです。これも「物体の重心」で使用したものです。

  2つのおもりの質量をいろいろ換えてやると加速度がどのように変化するのか,実感が持てます。

 

 また,同じ質量にしてやると「等速運動」になることも良くうなづいてくれますよ。

  

 

 では,最後に第三法則ですが,・・・・・・  どなたか,良いアイデアをください。

 

 

 

2014.02.07

 

 

  

 

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   2011.11.07