簡単実験例を紹介します。

                                              

  生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく

 それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

 

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簡単!!  単 振  

   2017.02.22



 

  ホームルーム教室での簡単(黒板)実験です。生徒に準備,測定,データ処理,考察までやらせることが可能です。

 

 黒板に3台程度この装置を並べ,2列ごとに1セットの実験となります。

 

 用意するものは,

  メジャー,ストップウォッチ(できるだけ多く)

  電卓,

 

 だけです。

 

 

 おもりをぶら下げているのは力学的エネルギーの保存 で使用しているもので,板切れに細い棒を突き刺しただけのものです。


  この器具は「マル棒」として新しいものを作っています。是非こちらをご覧ください。


 

取り急ぎ,生徒のレベルでデータを撮ってみました。

  振り子の長さ l =0.7392 m

  10 T =  17.26, 17.31, 17.23 s

 

一応4桁の測定です。周期の平均値から重力加速度を求めてみると,

    g=9.784 m/s2

 

こんなにも簡単な実験装置でこれだけの精度が出せれは 「すごい」ことではないでしょうか。