生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく
それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。
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断熱変化
2012.02.07
やはり,断熱圧縮の実験を忘れるわけにはいきませんですね。現任校では,初めてケ・スの製品を使うことになりましたが,現物を見ると,これはどう見ても圧縮管を壊してしまう構造です。しかし,今まで長いこと使ってきたウ・ダに比べ,Oリングの補修パーツが入っていたり,潤滑用のオイルや燃焼用の綿まで入っています。
では,早速テストしてみましょう。
圧気発火の ムービーを見てください。
また,昔からよくやられている演示実験にペットボトルを使ったものがあります。私が教員になって間無しのころ,臨時講師の若い先生がやっているのを見たのが初めてでした。こんな程度の加圧でも立派に霧が発生するのかと感心しました。また,ゴム栓が抜けるときに「シュボー!」と,良い音が出て生徒も楽しんでくれていました。
※ 空気入れで10回も入れれば十分です。それでも,ゴム栓を手で押さえてないと抜けてしまいます。
内部に霧が発生し,曇っているのが分かると思います。ペットボトルを押さえて内部の空気を顔や手に吹きかけてやると結構冷たいのに驚いてくれます。
※ ペットボトルは 炭酸飲料のものをしようしてください。
※ 加圧する際は必ず,ペットボトルとゴム栓を手でしっかり支えてください。
1 ゴム栓(4号)には2ミリくらいの錐で穴を開けてください。
2 空気入れの先には,バレーボール用の金具を使用します。
3 ペットボトルには,少しだけ水を入れ,良く振っておいてください。
※ ペットボトルのキャップの内部に氷を作ることも可能です。
ただし,ほんのわずかで,かつ一瞬ですが・・・
その際には,上のようなゴム栓では抑えきれないので,
ここを!!
を参考に少し工作してください。
このキャップがほしい人は連絡ください。