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熱膨張率
あまりに古いものですし,この程度のものは中学でも勉強しているだろうと,使わない実験器具の展示ケースにしまいこんでいたのですが,こういったものを見せてもらっていない生徒が増えているようなので引っ張り出してみました。
三本の金属棒(真鍮,銅,鉄)が取り付けられており,熱膨張によって針が動くしくみです。手入れしないまま保存されていたため,さびと埃で触る木にもなれない代物でしたが,さびを少し取ってやり,ガスバーナーで加熱してやると,ハリの動きが結構早いので生徒たちも感心していました。
これからも,もう少し手入れして使っていこうと思います。 |
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気体の分子運動モデル投影装置
これも,使うことがなかろうということで箱にしまったままでしたが,金属球が踊りまわるのを喜んでくれるのではないかということで使ってみました。予想通り,興味深く見てくれ,気体の分子運動のイメージを持ってくれたようです。
2014.02.07 |
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金星の太陽面通過
今年は,すごい天体現象が続く年になりましたが,金環食と部分月色は残念ながら観察できなかったり,撮影に失敗したりでした。しかし,今回は天候にも恵まれ,それなりに撮影もできました。いつも使用するフィルターが行方不明になり,また,久しぶりの撮影のため,最適条件に設定できず,誉められた写真ではありません。妙に緑色になってしまいましたが,ご覧ください。
活動期に近づいているせいか,大きな黒点も見えますね。
2012.06.06AM7:52 |
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トリミングのサイズ設定を間違えてしまい,上の写真と大きさがち違ってしまいました。中央部に並ぶ二つの黒点との対比で金星の運動方向が確認できます。
太陽望遠鏡による画像も載せたいところですが,カメラアダプタが無いため,カメラを手持ちで撮影しなければならず,断念しました。
2012.06.06 AM9:49 |
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救世主になるか?
もうずいぶん前になるのですが,とある研究所にいる知人から譲り受けたものです。高校教員でこれをもっている人は全国に何人いるだろうかという代物です。
その名は, [マンガンノジュール」 といいます。何人かの知人にはおすそ分けしたのですが,まだある程度の量が残っています。
中国がレアアースの輸出を制限芝締めたため,産業界では大慌てのようですが,安易な資源輸入に頼っていた付けが出始めたようですね。
そこで,新聞などでも取り上げられ出したのが海底資源です。尖閣列島があれだけもめるのは単に石油とか天然ガスがあるからということではなく,このマンガンのジュールなどの海底資源がきわめて重要になるためだと思います。
どなたか化学の人で成分分析にチャレンジしてみませんか。
※ 物理ネタでなくて申し訳ありません。 |
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熱電流実験器
一昨年(H19),神戸大学で古い実験器具の展示があった際,中川先生や足さんにいろいろ教わったのですが,まさか自分のところにあるとは思ってもいませんでした。かって準備室を整理しているとき一体何なのかわからず『熱の実験』関連の保管場所に古い器具(がらくた)をまとめておいたのですが,ある器具を探していて偶然気がつきました。
早速,片側をガスバーナーで加熱してみたところ,確かに熱電流が流れていることが確認できました。ただ,鉄心が片側しかないためか,かなり弱いものでした。
写真を見てわかるようにどなたかが手作りしたものと思われますが,こんなものまで作ってしまうとはすごい人だと思います。足さんも作っていましたが,かなり苦労されたようですね。
鉄心の片割れも見つかりました。これも本体と同じように何に使うものかわからず,相当さびがあったものですが捨てるにはもったいないと思い残していたものです。きちんとした実験をしてみたいですね。
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ネオジム磁石
世界最強磁石は日本生まれの世界に誇れる発明品のひとつですね。ネオマックスと呼ばれる商品が非常に廉く購入できるようになって久しいですが,予算縮小の折から教材としての購入できていませんでした。
今回は,自腹で購入となりましたが,直径1.5cm,厚さ2mmが50枚で千数百円ということですから,いろいろ実験器具作りをやりたいと思います。
どんなものが出来上がるかは,請うご期待ですね。 |
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ポケットスケール
以前、小型の電子天秤を購入していましたが、0.1g精度しかないのでちょっと困っていました。最近この手のものは非常に廉くなってきており(というよりそういう廉物がどんどん作られようになってきている)またひとつ購入することにしました。オークションストアーでの購入で落札価格は1500円ですが、送料は950円も・・・・・
1円硬貨はぴったし1.00gですね。 |