簡単実験例を紹介します。

                                              

                     生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく

                     それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

 

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 シリンドリカル レンズ と 水の屈折率

 

 

   一般のレンズの表面は球面になっています。同じように,断面が円である円柱状の透明体も立派なレンズになります。このような 『レンズ』 では,焦点はレンズのすぐ近くで,半径の約1/2のところにあります。ということは, 半径が小さいほど焦点距離が短いということですから,ルーペとして利用するときには半径が小さいほど高倍率になります。

 

 写真では,どちらも試験管を水で満たしてレンズとしていますが,下の試験管の方が少し倍利が大きいですね。ということは,どちらかは単なる水ではなく,何か別のものが入れてあるということになりますね。

 

 詳しくは,後ほど 

 

 右の写真は上から,

 ・水が入った試験管

 ・試験管より少し細いガラス棒

 ・さらに細いガラス棒

 

 この順番に焦点距離が短くっていくので,,倍率が大きくなっていきます。一番下のガラス管では文字が完全にはみ出してしまっていますが,,上のガラス管の中に見える文字より大きくなっているのがわかるでしょうか?

 

 ところで,同じことをガラス管でやってみるとどうなるでしょうね??