前任校では、あまりパーツがないので有り合わせのもので作っています。右端の 『矢チップ』のプラスチックが取り去られているのは,自己誘導を 『体感』 するためのものです。
普通,乾電池2本で 『感電』 することはまずありえませんが,コイルがあると話はまったく違ってきます。上の写真の装置ではコイルの内部抵抗が大きいため,逆起電力はそれほど高くありません。生徒によってはまったく何も感じないということもあります。
これで体感できない生徒は 『感電しにくい体質』 のようですが、過信していると逆に大きな事故になりかねないことを注意しておくべきですね。
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これが「ネオンランプ」です。昔は電源スイッチが入ったときの表示用によく使われていましたが、最近は少なくなってきました。
ネオンランプはグロー放電の 「負グロー」 と呼ばれる発光を利用しているため,起電力がどちら向きかも確認できます。左上の装置だと,スイッチを切った瞬間には電池のプラス極が繋がれたほうが光ります。なぜ,プラス極側かを考えさせると良いですね.
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