簡単実験例を紹介します。

                                              

  生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく

それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。    

 

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 光の屈折

ガラスの屈折率の測定

IMGP1757.jpg

  

 昔からの定番実験です。直方体ガラスさえあればきわめて簡単に,かつ精度の高い実験ができます。(ただし,分度器の精度に左右されます)

   用意するもの

     ・  直方体ガラス(または台形ガラス)

     ・   まち針 4本

     ・  台紙(厚紙または薄いベニア板など)

     ・  定規,分度器

   実験方法

    ・ 台紙に直方体ガラスの長い方の2辺にあわせて直線を引き,
     それに合わせて直方体ガラスを置く。

    ・ 適当に まち針2本をたて,手前から覗き込みながら先ほどと
     反対側に2本のま ち針を立てる。このとき,4本のまち針が完
     全に重なって一直線に見えるようにすることが重要。

    ・ ガラスを取り去り,光路を入射角,屈折角を測定する。

    以上 

 (5分もあればできるので,全員に入射角を変えてやらせます) 

水による光の屈折

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2つのコップ(ビーカー)の底に硬貨をおきます。一方には水を入れます。両者を並べ真上から覗き込むと水の入った方の硬貨が少し浮き上がって見えます。

(上の写真では右側)

よく試験問題にもなっている「h/n の深さに見える」というものです。

 上の写真では,右側が少し大きく写っています。 


光の全反射  

IMGP1771.jpg 

 

IMGP1772.jpg

 

  試験管の中にチョークを入れ,それを水を入れたビーカーに斜めに入れます。真上から見るとチョークが見えなくなります。

横から見るとと,ちゃんとチョークが見えますね。
全反射は どこで?? ??