簡単実験例を紹介します。

                                              

              生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく        

              それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。                     

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左手の法則  このページは『定性実験(観察)用」です 

 

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 もうずいぶん前のことですが,電気ブランコを作ろうとしましたが,時間が思うように取れなかったのと適当な材料が探せなかったため途中であきらめてしまいました。先輩の先生も作っておられましたが,あまりよいものはできなかったようです。

 前任校では,大きなネオジム磁石を買えたので(といっても写真のように不注意で半分に割ってしまいました),ブランコにするのはやめて「リニアモーター型」にしました。

 もっと大掛かりなものを科学部の生徒たちが作りましたが,銅の棒で作ってしまったため接触部がすぐに酸化しててしまい,いつも磨いてやるということが必要でした。

 

 

 

 磁場の向きが変えられるように板磁石は固定していません。レールを長くし,たくさんの磁石を並べた物を作りたかったのですが,磁石が強力すぎて並べることができませんでした。

  これだけのサイズになると本当に危険です。

 

 また,電池も「ショート状態」で使用するため注意が必要です。

  

       簡単 電気ブランコ

 しっかりした電源装置があるので,せっかくだからということで急ごしらえですが,試してみました。写真のようにその辺にころかがっていたものを使っているので,どなたでも電源装置さえあればできますね。

 真ん中  電源装置 最大電流 5A

  両脇    鉄製スタンド

 下     板の上にフェライト磁石を並べる

 ブランコは アルミパイプにビニル電線を通してつるす。

  電流が受ける力の大きさが電流値に比例することを見るため,電流を1A,2A,???5Aと変化させる。

 

 でも,そんな電源が無いという人は,あきらめないで・・・

  秋山先生にかなり以前に教わった方法があります。Ni−Cd の単一電池を並列に何本か並べて電源とします。この電池は普通の使い方でも数アンペアクラスの電流を簡単に取り出せるのですが,秋山先生は10本使っておられました。

この電池が高すぎるという人は,アルカリ電池でも良いと思います。    

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   0A

         

 

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 1A

 
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