簡単実験例を紹介します。

                                              

                             生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく                                                                                 

                                 それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。                                                  

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光の干渉  その2

このページはレーザー光線を使った「簡単実験」です。 生徒実験として考えています

                                           20180104   


 

 

 

 半導体レーザーの発光ユニットが大変廉く購入できねようになったため,プラスチックケースに見込み,生徒実験が簡単にできるようにしてみました。 今の所,赤だけですが,CDだけでなく,DVDとの比較実験をすることで理解が深まると思います。

 左のようにB4またはA3の白い紙に直角に二本の線を引いておきます。中央の横線上に干渉縞 (輝点 )が出るようにします。左端の縦線にはCDやDVDを建てる立てる位置とします。これで光線がCDやDVDにほぼ直角に当たるようになります。


 ※ レーザー光源装置の光軸がきちんと調整できていないため,
     微調整
してやると,測定精度を上げることができます。


 


 

 

 

 机の面に対して垂直にCDやDVDを立てるのに苦労していたのですが,何も悩むことはありませんでした。CDやDVDを裏返してケースに入れ,蓋を直角に開いて机に置けばほぼ垂直になります。せっかく三角定規使うので,垂直を確認させてやるのが良いでしょう。

 


 



 右端の黒い箱がレーザー光源装置です。CDの場合,干渉縞の輝点が二つだけでます。これが初めに引いた直線上に乗るように調整します。




 

 上側の白い点がレーザー光の射出点で,その右下がCDからの反射光です。この二つの点が一つになるように調整することでより精度の高い実験が可能となる。   



 ※ 左の写真のようになるときは,レーザ光が机の面に平行になっておらず,
  光源装置の左側を少し持ち上げてやる必要がある。





 レーザー光の光軸調整は写真のように適当な厚みの紙片を用意しておき,光源装置の下に挟み込むことで簡単にできます。 




  この実験の光源装置が欲しい人は,8mmビデオのケース (ハードケース )を用意してください。工作して差し上げます。


 材料費いただく場合があります。



 この写真のものは,アルカリ乾電池ではなく,Li-ion電池を使用しています。充電器版を組み込んでいるため,USBケーブルを通して充電することができます。

 




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