かつ
て,販売終了となるため物理教員が全国で買占めに走った「ビースピ」(写真の4つの黒い物)を使っ
た実験がいろいろ開発されました。私も,兵庫物理サークルの浮田先生から
教わり,それを元に私なり
の実験装置を開発していました。それほど精度がよいものではないのですが,工夫次第。
写真の
ように20cmずつ落下したときの速さを黒板に書いてやると
『等
速ではないが,一体どうなっているのだろうか??』
という疑問とか
『だ
んだん速くなっている』
とい感想を持ってくれると思います。
9.8
という数字はなかなか出てくれないですが,この程度であれば我慢できる精度だと思えないことは無い
ですよね。
(上
の データは5回の測定の平均値)
この装
置は20年ほど前に作ったものですが,落下球の速度を表示するため,生徒受けすると
ころがあります。実験教室でなくても黒板さえあればよいので,普通教室に持っていくことが
できます。
作り方
は,薄い鉄製のチャンネル材(建築材料です)の裏にラバーマグネットを貼り付けています。 上から
電磁
石(赤い銅線の先にスイッチがついています。
チャンネル
の 裏に電池があります)
・ビー
スピ 4つ(20cm間隔)をラバーマグネット貼り付けます。
・直径
2cmの鉄球を落下させるだけです。結構大きな音が出る
の
で,スポンジなどで受け止めてください。
*
ビースピは物体を通す向きで測定値が違ってくるので注意が必要 です。
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