簡単実験例を紹介します。

生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく 

 それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

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カメラのレンズ  このページは『定性実験(観察)用」です 

 

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 単焦点のレンズ(写真のものは50mm)では一枚のレンズと同じように考えられるので、a が小さいと b が大きくなためレンズ(前玉)が前にせり出しています。
写真ではピント位置が0.45mになっています。

 この写真では、ピント位置が無限遠になっているので、bが小さくなるため レンズ(前玉)が後ろに下がっています。

 最近,カメラの主流はほぼ完全にといってよいくらいデジカメ全盛となり,フィルム一眼カメラの中古市場はびっくりするくらい値が下がっています。かっての名機も数千円で変えますが、元が安いカメラやジャンク品は数百円で手に入ります。

 

 そういったカメラをためらいもなく裏蓋を取り払い、トレーシングペーパーのようなものをフィルム位置に貼り付けます。実像が上下逆さまに写る様子がしっかりわかります。

 結構生徒も興味を示してくれますよ。ぜひ、一台は作ってみてください。

 トレーシングペーパーなんていうものを知らない人は、CDの袋がちょうど透明度と硬さでベストのようです。

 使い捨てカメラだと、カメラやさんに行くと何台でももらえるので生徒に持たせて観察させることもできますね。

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