空気を抜く前
空気を抜くと…
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真空保存容器を用いて,大気圧を直観できるようにということで試してみました。容器の中の空気がなくなる
とどうなるか,ほとんどの生徒は知識として知っているのですが…
教室で見せてやると結構喜んでくれました。お菓子の袋がパンパンに膨らんでいくのを見て小学生のように
喜んでくれる生徒もいました。
是非,一度…
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空き缶つぶしやドラム缶つぶしの経験がある生徒は少ないようですが,見た私の担当する生徒たちでも見た
ことがない生徒がほとんどで
あったため,どんなことか見せてやりたいということで,ペットボトルつぶしにしてみました。
それでも,ペコペコと音を立ててつぶれていくのを喜んでもらえます。
動画は
こちら
このポンプは吸排気両用で,思った以上に活躍してくれます。
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マグデブルグ球
左の大きい物は,かなり以前に作ったもので,料理用のステンレスボールで確か直径は20センチだったと
思います。ホームセンターで購入してきた取っ手を取り付けているため,二人で引っ張り合いをしたり,両手で
持って引っ張ったりすることができます。
これだけ大きいと,一人の力で引き離すことは不可能で,作った当時の高校生にやらせたところ3人がかり
でも外れませんでした。ちなみに一方は柱に括り付けました。
単純計算すると,
F = PS =1kgW/cm^2×3.14×10×10cm^2 = 314
kgW
3人だと,外れそうな力の大きさですが,軟弱な高校生だったようですね。
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小さいほうは現任校にあるものですが,傷みやさびがひどくて使い物にならない状態でした。さびは
落とし,塗料を塗りなおし,パッキンも交換しましたが,ほんのわずかの空気漏れを止めることができ
ず,一人の力でもはずせてしまいます。
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真空ポンプを利用したものも作っていたのですが,やはりボールの中でアルコールを燃やしてする法が生徒
受けは格段によいようですね。
ちなみに,この方法は「・・・法」という名前がついているようですが,私は兵庫物理のSさんに教わりました。
これもほしい人があればお譲りします。また,作り方のご指導します。申し込みは,ファラデーラボま
で。
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真空保存容器型
マグデフルグ
ずいぶん前にたくさん買い込んでいたものですが,もう2つだけになってしまい
ました。手動のポンプで空
気を抜き取るため,教室で何回も実験することができます。やんちゃな生徒がいるところでは,大喜びしてくれ
ます。
直径が10センチあるので,普通の男子生徒だとはずすことはできません。
ついでに,!!
中に少しだけ膨らませた風船を入れておくと,容器内の圧力が下がるにつれて風船が膨らんで
いくのを観察できます。 できるだけやわらかい風船を選びましょう。
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太い試験管などで行っている実験です。少し厚めの紙(写真では封筒)で抑えて逆立ちさせます。この程
度だと小学生でも水はこぼれないことを知っています。
なぜ水はこぼれないのか、までは誰でもが知っていることではないかもしれません。知っている子供たちに
は、この試験管を非常に長いものにしていくと、どれくらいの長さまでできるかを聞いてみるとよいでしょう。
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また、左の写真は料理の裏ごし用の金網です。この網に水を垂らして、「網」であることを確認してから、
上と同じことができるかを問うてみると、答えはほとんど
「だめ」
でしょうが、見事に水を受け止めてくれます。
ただし、水を入れた筒にこの網で蓋をしてそのまま逆立ちさせようとすると水は見事に流れ出てしまいま
す。
これを2,3回わざと 「失敗」 して見せてやると、
「やっぱり、できないわ・・・・」
という声があがります。
では、どうすればよいでしょうか。
答えは下の 方に !!
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答え ほかにもあるでしょうが、
金網の上に厚紙をのせ、逆立ちさせた後で その紙をそっと横へ引き抜くと・・・
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