簡単実験例を紹介します。

  生徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重 視」するだけではなく

それなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

  ;→Homeへ;;→簡単実験の メニューへ


RLC 直列共振

新 型器を開発予定です。


定 量的な扱いもできるように・・・  


 交流回路は高校生だけでなく,物理の教員でも苦手な人が結構多いようです。特に電気 の実験をあま りしたことがない人にとっては,共振回路は計算式を覚えさせるだけでごまかしていると思います。

 電気の経験のある人にとっては,極簡単な話ですが,や はり百聞は一 見にしかずということで装置を作ってみました。(もう,二十年ほど前のことです)

 製作のきっかけ は,分解したテレビの部品を整理しているとき,ブラウン管の偏光コイルが目に入り,交流実験に使え るのではないかと思ったことでした。直流と交流の違いもしっかり説明できますね

              



 ここで使っているコンデンサーは,いわゆる『使い捨てカメラ』のコンデンサーです。もともとの目 的はきわめて危険な遊び用でした。カメラでは1個のコンデンサーに300ボルト程度に充電して いま すが,10個直列にすると・・・。それをショートさせると絶対大うけ間違いなし・・・が目的でした が,偶然コイルとの組み合わせに使ったところ『共振』がでたので実験器具として完成させまし た。

 コイルと1個のコンデンサーでは豆電球が光りません。 この段階で 『コンデンサーにはやはり電流が流れない』と思っている生徒は,『やはり』と思ってしまいますね。

 これが直流だと当然豆電球は少ししか光りません。

コンデンサーが 2個

  コンデンサーが 3個


  コン デンサーが 4個

コンデンサーが 5個

 コンデ ンサーが6個

   コンデンサーが7個

;    コンデンサーが 8個



;

  さ て,何個が一番明るいでしょうか???

;

;

;