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はさみ は
物を切る道具の代表格ですよね。多くの場合切る対象物は『紙』だと思いますが,私
は結構金属材料を使用します。アルミ板をよく使うの ですが,時にはブリキや銅
板なども使用します。分厚いものは金属用の電動丸鋸を使用するのですが,薄いものだと写真のような「万能ば
さみ」を使用します。厚紙なども簡単に切れるので重宝しています。
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私はほとんど『紙』を切 るという工作をしていませ
ん。そのためほとんど気を留めていなかったのですが,ずっと以前に左利きの人にとって普通のはさみが非常に使いづらく,左利き用のはさみを
購入して おいてほしいと いう話を聞いていました。でも左利き用の
はさみが一般に市販されているとことを数年前まで知りませんでした。今回も,このページを作るのにあわせて100円ショップで購入しまし
た。ためしに,左手で普通のはさみを使って紙を切ってみてください。単に利き手でないというだけでな
く,とても使いにくいというのを感じるはずです。
工作教室などでは,必ず数本用意しておいてほしいですね。
実際に 紙を切っている様子を見 てみると
左利き と 右利きと でどう違うかわかりますね
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右利きの人は右手ではさみを持つため 切っているところを左から見ます。右利きのはさみを 左手で 持つと切ってい
るところが見えなくなりますね。
また,はさみで紙を直線に切るとき どうやれば上手にまっすぐ切れるでしょうか。
「そんなの,しっかり線を見て切ればちゃんと切れる」 と思っていますよね。
でも,本当にまっすぐ切れていますか?
ふつう,左の写真のように切っているところをじっとにらみ続けて切りますね。
でも,これは意外と神経を集中する割りに切り口はくねくね曲がってしまうものです。(私のように歳が行き,かつ不器
用な人間だけかも)
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しかし,左の写真のように はさみの先端を鉛筆の線にあわせてやると細かい神経を使うことなく一直線に,きれいに切
れます。
一度,お試しあれ!!
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では,応用として ペットボトルを切ってみましょう。以前ペットボトルロケットを作ってもらうことがありました。長方形を切り取ったところからロケットの尾翼を作るのです
が,ほとんどの人がなかなか長方形になりませんでし
たし,無理やり切ろうと力を入れるので,すべりはしないかとひやひやものでした。
まっすぐきれいに輪切りする場合は,写真のように細長い紙を巻きつけると切る場
所をはっきりさせることができます。 マジックで線を引く必要もありません。
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しっかり巻いて,セロテープで止めてください。
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不要な部分にカッターナイフで切込みを入れます。
こ
のとき,できれば大型のナイフを使ってください。急ぐとナイフが滑って危険ですから,そっと押し付けナイフがペットボトルの中に入っていくのを待ちます。
決して,押し下げたりしないで・・・
滑って危険です。
ちなみに,左の写真では 刃を 出しすぎていて危険です。必要以上に長くしないようにしましょう。
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あとは,はさみを入れて切るのですが,みなさん写真のように切りますね。
大変切りにくいと思いませんか。過去多くの工作教室で,講師さんがこのように切って見せていました。 これでは まっ
すぐ切れるわけがないのです。下の刃の位置をよく見れば,なぜ切
りにくいかわかりますね。
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では,どうするかというと 写真を見てください。写真ではわかりにくいかもしれませんが はさみの下の刃が ペッ
トボトルに当たっていませんね。邪魔をするものがないのです。
この場合も,はさみの先端を線に合わせて切ってください。
たまに工作しなれた子供にこういう切り方lをする子がいます。すごくほめてやりますね。(自然とこうできる子供がい
るのです)
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どうです,,,凄くきれいに まっすぐ切れていますね。
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真横から見て,でこぼこしていないのがわかりますね。特に丁寧に切ったということではありません。
切り方のポイントさえ理解すれば誰でもこれ以上にきれいにできますよ。
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