なんでも確認しましょう。

     何気なく疑問に思うことや,当然と思い込んでいることなど,できるだけ実際に

    測定することで,『物理家』として恥をかかないように努めましょう。

 

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ブラックライトと紫外線 蛍光  New!!

 

 

http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/emf-k/qa/qa-1.html
関西電力より

 

 紫外線とは?
 いうまでもないと思いますが,電磁波の一つです。電磁波というと多くの人が「怖いもの」というイメージを持っているようですが,みなさんがお世話になっている「光」も電磁波の一つなのです。スマホなどで使われている「電波」もその一つです。

 
 電磁波は左の図のように分類されますが,大まかには


 「電波」  「光」  「放射線」 


 と分類され,紫外線は「光」に含まれます。紫外線は光の中で最も波長の短い部分になり,さらに波長が短くなると「放射線」のエックス線になっていきます。


 光をさらに細かく分類すると, (波長の長い方から )


  赤外線IR  可視光 ( 赤 橙 黄 緑 青 藍 紫  )  紫外線UV

 
 となっています。

 

 
ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/紫外線

 

 

 電磁波の人体への害は色々言われていますが,中には「???」と思われるものが少なくないようです。しかし,紫外線に関してはかなりきちんとしたことがわかっていて,異を唱える人はほとんどいないでしょう。


 私たちの普段の生活においては,UV-Cは全く気にする必要はないでしょう。


 UV-Bについてはフィキペデイアによると


 「 0.5%が大気を通過する。表皮層に作用するが、色素細胞が
 メラニンを生成し防御反応を取る。これがいわゆる日焼けで
 ある。この際ビタミンDを生成する。」


  最後にUV-Aについては,
 「
皮膚の弾性を失わせ老化を促進する」
とか,
UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる」
と言ったことが書かれています。



 

 

  では本題。 ブラックライトとはどんなライトでしょうか。かつては「蛍光灯ランプ」と同じような構造をしたランプで,紫色の光からUV-Aの一部を含む光を出すようにしたランプです。紫外線はある種の物質に当たると「蛍光」を発するため,色々な目的で使用されています。
 左のものは市販の懐中電灯に紫外線LEDを組み込んだものですが,ネット通販で数百円で販売されています。
 右にある物体は「ウランガラス」というガラスのアクセサリーです。見事に蛍光を発しています。


 このブラックライトは波長が365nmの紫外線を出すLEDが一つだけのもので,少し光量が少ないように感じられます。


 そこで,もっと明るくするために,





 LEDを5つのものを作ってみました。左の物体は,上から

 ・ インクジェットプリンターの交換インク詰め替え用の手袋

 ・ ウランガラスのアクセサリー

 ・紫外線に反応するという お守り   (反応しませんでしたが・・・ )

  写真はないのですが,どこの国の紙幣も偽造防止のため,不可視インクで何かしらのマークが印刷されています。残念ながら日本の紙幣はこのブラックライトでは反応しませんでした。






 他に反応するもの地して,クレジットカードなどのカード類があります。

 左は VISAカードです。カード右下のロゴの中に書かれています。














 こちらは,楽天ポイントカードで,左下の隅に「M」,右下に「C」が印刷されています。Master Cardの M C でしょうね。




 では,もう一点確認してみましょう。それは紫外線LEDの違いです。写真左はかなり以前に購入したブラックライトで,中心波長は375nmです。

 右側は秋月電子で販売されているもので中心波長は365nmです。肉眼では左の方が「明るく」見えます。写真では右側が緑色がかって写っていますが,薄い紫色です。

 この違いはどちらのLEDも紫外線だけではなく,可視光線もかなり出しているということです。波長が375より少し長くなると可視光 (人によって見える範囲が異なるが,一般的には400か界 )の領域になってしまい,紫色の光が見えてしまいます。ですから,367より375の方が濃い紫色が出ていることになり,目には明るく見えるということになります。

 一般的に市販されている紫外線LEDは365nmの物までのようですが,特殊用途の場合265nmと,なんとUV-Cの紫外線がさせるものがあるのです。水道水などの殺菌用に使われているそうです。


 あと確認したものとして,

 ・不正軽油判別のため,重油や灯油には蛍光物質のクマリンが添加されているものがあるというのだが,確認できませんでした。

 ・ トイレの尿の飛び散りも確認できませんでした。


 あと,最も必要とされる「紫外線」の用途として「光電効果の実験」が゛あります。箔検電器の上部に何かしらの金属板を置き,紫外線を当てることで開いた箔が閉じていくのを見るというものですが,亜鉛板では閉じることができませんでした。

 やはり,この実験にはもう少し波長の短い紫外線が必要て,そのための紫外線源を探しています。今の所,一つ有力な候補が見つかっています。

 こう,ご期待を !!