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Windows 8 マシンの製作
私は元来マックユーザーで,Windoswは嫌いでした。しかし,職場にまでマックを購入している予算が無いため,やむなくWindowsを使い続けていました。今回は Win XP のサポート終了が近づき,Win-8へのアップグレードキャンペーンが展開されているため,その廉さに負けて職場の2号機を組替えることにしました。
また,低予算で取り組むため,贅沢はできないのですが,一応CPUは最新機種(といっても一番低ランクの)i3にしました。OSもちょっと工夫をし,64ビット版にします。さらに,BIOSも新規格のUEFIにしてしまいます。さらに,今までなかされることが多かったHDDをやめ,SSDにします。これで,今までよりかなり高性能になれるものと期待していますが,,,,,,
2013.02.12
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筐体は電源付のものが特売されていた折に購入していたものです。スリム型で黒色のカッコいい筐体です。
まず,マザーボードを取り付けます。一本固定ねじの位置が違うのですが,問題はありません。
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続いて,CPUを取り付け,その上にCPUクーラーを乗せます。最近のものは,きちんと放熱グリスがむられているため,そのまま取り付けるだけです。
FANの電源コードも忘れずに。
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いつまで経っても改善されないのが,筐体のスイッチやLEDランプと接続するコード類です。メーカーや型番によって配置が異なり,さらにプラスマイナスの極性まであるので注意が必要です。
印刷されている文字が小さく,老眼が進んだわれわれ世代にはきついものです。 |
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今回始めて導入する SSD です。solid state Drive といい,今までの HDD ハードディスクに取って代わろうとするものです。機械部分が全く無く,メモリだけで構成されているため,大変
「高速」,「無音」,「無故障」 という優れものです。
ショップでどれを購入しようかと,店員さんに相談したのですが,あまりよい解答が無く, 嫌いなメーカー ですが,安心感が高いということでこのメーカーにしました。
これを 新しい規格の フォーマットで使用することにします。
さて,さて,うまくいくでしょうか。
2013.02.15 |
今回は,OSの使いやすさなどは人によっていろいろ意見のあるところですが,今までのひどさから見ると見違える帆との進化といってよいと思います。
ただ,すごく困ったことがあり,なんと カラーレーザープリンタのドライバがないことが判明してしまいました。NECさん,何とかしてくださいよ。7のドライバも使えないとは,あまりにもお粗末ですよね。 |
今回は,かなり 変則的な取り組みをしています。OSは「アップグレード版」3,300円というものですから,今まで使用中のWindows XPをまずインストールしなおしてからでないといけないのですが,今回の新OSでは,なんといきなり「クリーンインストール」をすることができるのです。ライセンスはきちんと持っているため,違法行為ではありません。かなりいろいろと下調べをしたため,非常に簡単にインストールすることができ,かつ 今まで大容量のメモリーを使用することができなかった32ビット版から64ビット版への変更が可能となりました。
SSDにしたことのメリットは非常に大きく,OSの新規インストールがなんと10分ほどで終了してしまうのです。今までだと一時間超えということもあったので,「アッという間に!」という感じでした。また,起動や再起動も「えっ!」と思うほどの短時間でおこなえてしまいます。
余裕のある人は,HDDからSSDに変更することをお勧めします。 |
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前作 2012.02.14
とあるパソコンショップの正月セールでマザボードとCPUがセットで6000円程度というのにつられて衝動買いしていました。下の旧作のパソコンも,「動作が遅い」と不評になってきていたため,組みなおす計画を立てました。他にもかなり古い物がもう一台あり,どちらかの生体移植になるでしょうね。 2012.3.1完成
マザーボートもずいぶんと小型になってしまいました。BioStarという台湾のメーカーのものです。
CPUは廉価版の セレロンですが,ビジネス用では十分な性能があるそうです。
メモリーは最新規格のDDR3ですから,これだけでも下手なノートパソコンよりも早いパソコンになると思います。1G二枚セットで,なんと980円でした。
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大きさ比較がしにくいですが,最新型のCPUはサイズはほとんど変化していませんが,ソケットは変わっています。
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CPUを乗せたところです。
今回のCPUは セレロンG530 というもので,最新のペンティアム Coreiシリーズの廉価版だそうです。
2Core 2Threads 2.40GHz で価格の割りに性能がよく,最近の廉いパソコンによく使われている ペンティアム Core i3 などにも引けをとらない,というより優るそうです。
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CPUを押さえる金具も形が変わってきていますね。 |
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CPUを固定した後,CPUクーラーを取り付け,次に二枚のメモリーを取り付けます。
マザボード上には他に取り付けるパーツはありません。FDDコードコネクタはおろか,ハードディスクなどを接続するためのコードコネクタはすべてSATAになってしまったので,古いハードディスクやCDドライブなどは接続できません。
省エネタイプですから,電源も一昔古いタイプの20ピンコネクタのものでよいそうです。
たったの1万円足らずで,古いパソコンが蘇るわけですから,ぜひともチャレンジして欲しいですね。といっても,このマザーボードとCPUのセット販売はもう終わっているのでここまで安くはできないですね。(でも1万円以下であることは確かです。 4000円程度のようです。) |
初めての人は,実はここからが結構ややこしいと思います。筐体にこのマザーボードを取り付け,ハードディスクやその他いろいろ取り付け,パワースイッチやドライブ類等のコードを接続していきます。最近は,非常にわかりやすい早見版の解説図表があるのであまり迷わずにできます。
今回も,結局古くなってたPCに対して
「生体臓器移植」
をやることにしました。電源は交換しなくてもよかったのですが,新しいものにし,ハードディスクはOSも移植するため,交換しました。 |
組み込みは省略し,OSの移植について少しまとめてみます。マザーボードまで変更するため,古いほうのPCのハードディスクをそのまま繋ぐと最悪起動できなくなってしまうかもしれないのです。そのため,ハードディスクは交換してやります。
で,普通はいわゆるクリーンインストール という,新規にOSをCDから入れ直すのでしょうが,そんなことをするとアプリもすべて一からのやり直しになってしまい,一日仕事で終わらなくなってしまいます。
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1 まず,新しいハードディスクを接続し,「EASEUS Disk Copy」
または
「EASEUS Partition master」を使って古いほうのハードディス
クを丸ごと コピーします。
私は,今まで「Drive Copy」を使っていましたが,
「Partition」を使う 方が簡単そうですね。 |
2 この新しい方のハードディスクを使って組み立てていきま
す。組み立てミスが無いかチェックできたら,いよいよスイッチ
オンで臓器移植したPCの起動テストをします。
起動途中で止まってしまうことがあるかも知れませんが,結構
うまくいくようです。
※ 場合によっては,USBのキーボードやマウスを認識して
くれないことがありますが,「新デバイスが見付かりま
した」等のメッセージが出て来るはずです。
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3 起動すると,早い段階で 「このPCは大幅に変更されていま
す」の類の警告が出ます。「アクティベーシヨン」をするように催
促されますが,この段階ではネットには接続できません。 |
4 マザーボードに付属のCDで,ドライバー類をインストール
します。後は,ネットワークの設定をし直してやればほぼ完了
です。 |
5 今まで使っていたアプリケーションのテストをします。ここま
でくればよほどのことが無い限り,大丈夫なのですが 例によっ
てマイクロソフトさんの細かいチェックが入り,Microsoft
Office のアクテイベーションが必要になる場合もあります。
インターネットに接続できていれば,問題なくその手続きが完了
するはずです。
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6 使用感はどうかという,一番はっきり感じるのは エクセルや
ワードの立ち上げです。今まで,かなりもたつきながらの立ち
上がりでしたが,「パッ!」と立ち上がってしまいます。
めでたし,めでたしですね。
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パソコンをいじるとき,いろいろ便利なフリーソフトがあります。少し,紹介しましょう |
ハードディスク パーティション編集 ツール
「EASEUS Partition master」 ここからダウンロード
すこし古めのPCでは,メインのドライブの容量が不足してくることがあります。ところが,一台のドライブを二つのパーティションに分割されていて,二つ目はまったく使われていない,ということがありますね。こういう場合に大変便利なもので,パーティションの比率を変更してやることができます。
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ハードディスク コピーツール
「EASEUS DiskCopy」 ここからダウンロード
ハードディスクは,本当に消耗品と考えないと痛い目にあいます。よくもって5年と考えるべきで,以前私のメインマシンでは,一年足らずでご臨終したものがありました。
このソフトは,非常にに便利で新しく購入してきたハードディスクに 丸ごとコピー することができます。いわゆる クローン を作るソフトです。 これで作ったクローンを バックアップとして保存しておくという使い方もありますよ。
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ハードディスク バックアップ ツール
「Paragon Backup & Recovery」 ここからダウンロード
ハードディスクのバックアップは 必ずしておくべきです。しかし,ハードディスクが壊れてから,元通りに修復するのはそう簡単ではないようです。有料のソフトにはそういったものがあるようですが,最近見つけた優れものです。起動用のCDまで作ってくれますし,システム領域があまり大きくないときは,数枚のDVDにバックアップしておくこともできます。新しいハードディスクに取り替えた後,このソフトを起動さすだけで,バックアップを作った時点に完全修復することができます。
また,今回このソフトで大変助かったことがあります。職場のセカンドマシンは4年前に作ったものですが,当時Win2000て作ったので,すぐXPを購入したため,デュアルブートにしていたのです。ところが,それが大きな間違いで,2000のハードディスクを取り外せなくなってしまっていたのです。ところがこのソフトでXPを新しいはーでディスクに修復インストールしたら見事にデュアルブートの解消ができてしまったのです。2000のハードディスクがいつ壊れるかひやひや物でしたので,一安心できました。
ちなみに,いろいろなサイトを調べても2000/XPのデュアルブートの解消方法は相当厄介なのか今まで見つけられませんでした。 |
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前作
家族の使っているパソコンを順次作り変えていますが,前作は突然調子が悪くなってしまい,CPUの調達が間に合わず,せっかくの新しいマザーボードにペンティアム−4 を載せるということになってしまいました。それでも文句を言わずに使ってくれているのですが,もう一台のも調子が悪くなりそうだというので,アウトレットでマザーボードを手に入れて準備をしていました。
しかし,先のほうのパソコンのCPUやメモリーが余ってしまうので,職場のとんでもなく古いパソコンの生体移植を考えました。 以前試しにハードディスクを直接移植してみるとハードウェアが大幅変更されていると文句を言ってOSが起動してくれませんでしたが, 今回は動いてくれるか・・・・
生徒たちに,「組み立て教室」を開催するといって見学希望者を募ってみましたが,反応は全くありません。ちょっと(かなり)さみしいですね。
とりあえず,用意できるものは左のとおりです。
マザー 一世代ふるいメモリーの有効利用のため中古で購入
メモリー DDR SDRAMです。1GB
CPU セレロン 2.8GHz
他は,再利用品ばかり
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中古で購入したマザーボードです。VGA,LAN,SOUNDすべてオンボードです。ちょっとした仕事に使うにはこれで十分です。
OSは一応Win-XP Proを古いマシンから移植する予定です。ドライブ類はSATAが使えるので,うまくいくようならHDDは500GB程度のものをつむつもりです。 |
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まずCPUを 載せます。 |
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CPUクーラーをつけます。しっかり固定されているかよく確認することが大事です。
これで,あとは筐体(パソコンケース)組みいれるだけですが,スイッチ類のコードの接続がちょっぴり面倒です。
ぉっと,これだけではだめですね。ドライブ類を取り付けましょう。最近は規格が 「IDE」パラレル から 「SATA」というシリアル接続のものに変わってきています。コードの接続コネクターもかなり変わっていますが,接続ミスはなくなりました。
さらに, OS をインストールしなければパソコンとしての機能は生まれません。私はまだまだウインドウズXPですが,世の中はどんどん ウインドウズ7 へと変わっていくようですね。
確か,2009 |
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