抵抗や電池の直列接続や並列接続は計算さえできれば良いというような指導がされているようですが,なぜそうなるかとか,なぜそんな計算か方法を学ばなければならないのか,といったことはどうでも良いようですね。
しかし,実際に電気回路の学習が進んでいった時,そういった点をおろそかにしていた「つけ」を払わされることになって「泣き」が入るようです。 もう十年以上前からかと思うのですが,回路図や教科書や黒板に書かれた「図」の「イメージ」がつかめていない生徒が増えてきているように感じていました。そんな生徒たちに「現物」を見せ,実際に実験させてやると「えっ,,,」という反応をします。知識と現実とが結びついていないのですよね。
そんなことを感じながら有り合わせの材料で左の写真のようなものを作ってみました。
4本の抵抗(全て100Ω)を直列に接続して端子をつけただけです。
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