簡単実験例を紹介します。

生 徒全員がきちんと体験できる物を集めますが、単に「体験重視」するだけではなく           

そ れなりの『定量実験』としても 耐えられるようにしていきます。

 

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 New!!     2021.04.28

 LEDの電流ー電圧特性 その2

 

   


 下の実験器具(前作)はあまりにも「簡単」過ぎるという意見があり,多少なりとも「実験操作」を必要とす るものに仕上げました。
 表面には「回路図」を印刷し,二台のデジタルテスターを「電圧計」と「電流系」 として接続コードを器具 側面のコネクターに差し込むだけです。

 



 器具 側面のコネクターです。

各テスターの レンジは測定レンジは
 (使用するテスターによって多少違います)

  電圧計 -----→  3V
  電流計 -----→  2mA
 程度としてください。





 この実験器にはダイオードに加える電圧を変化させるための 「可変抵抗器」が 無く 「コンデンサー」が付 いています。

 これは 実験大好きの大多和さん(県立宝塚北高等学校)の発案によるもので す。

 SW Onとともにコンデンサーが充電されていき,それに伴いコンデンサーの両端の電圧が高くなっていくというアイデアです。

実験プリントはここから (WORDファイル)

    Macユ−ザーは こ ちら (Pagesファイル)  




 実験結果は左のグラフの通りです。いかがでしょうか?


もう少し詳しくは こちらを



                                                       2021.04.24

   

前作(2019))です


 「簡単実験」と言えるよう,以前作っていたものより簡単なものに 仕上げました。
 ネット通販では,信じられないような安価で面白いものが次々と出て来ており,今 回はデジタル電圧・電流計 を使用します。電圧計はそのまま使えるのですが,電流計は「9.999 A」という大電流用なので改造が必要になります。

 と言っても大電流用のシャント抵抗を取り外し,小さな抵抗に取り 替えるだけです。

 実験プリント はここから                                                         2019.12.14

 

 

 

この装置は,電圧・電流計の駆動用の電池が必要となるのですが,LEDに流す 電流用の電源 も必要となるため,006P の9 V電池を使うことにします。そのため,実験における操作としては,
 「 小型のターミナル 」
にLEDを取り付け,

  「可変抵抗器 」

を回して電流を変化させるだけとなります。

 あまりにも簡略化しすぎていて,「こんなものでは実験といえな い」とお叱りを受けるかもしれませんが,回路を組めないから「実験ができない」と嘆くよりはずっと良いこと ではないでしょう。

 まず,やってみて欲しい実験だと思います。

 

   実験のやり 方

 1 端子にLEDを取り付けます。向きを間違えないように !!
 

 2. 可変抵抗器は「10回転」のものなので,必ず反時計回りに回してゼ ロの位置にあることを確認する。
 

  3.  可変抵抗器を少しずつ回していき,電圧と電流を読み取り記録していく。どのあたりで光り始めるかを確認することも忘れないように。
 
 ※ LEDは発光色によって光はじめの電圧が異なります。色の違いとその電圧の関係にも注意する。
 

 3.あとは,何種類かのLEDと入れかえ,電圧を変化させながら電流を測定 し,グラフ を書く。

 

  以上

 参考資料

 電流計の改造については
  こちらを !!